手持ちの素材集をベースに作成した蓮唐草のデザインがいま一つで、繰り返した際の間の空き方に納得ができなかったので、手持ちの仏表具用金襴をトレースしてみました。
ベクトルデータはパーツごとの色の設定がワンタッチです。紺地に黄土で金襴のイメージになりますが、茎と葉をグレーにし、金・銀2色のパターンにしてみました。
ベースパターン
スキャンした画像データからベクトルデータを起こす「トレース」はかなりの手間ですので、ベクトルデータ素材集の存在はたいへん有り難いです。しかし、表装裂そのものズバリの柄はほとんどありません。
色むらがなく、高解像度であれば、ソフトウエアでの自動トレースの機能が使えますが、織物は糸の太さでギザギザになり、うまく働きません。ほぼ手動で作業することになります。