インクジェット専用和紙の110cm幅のロールが入荷いたしました。プリンタを通せるコシがありながら、2枚に剥がせ薄くできますので、軸装用の作品印刷 に最適です。
カテゴリー: 技術情報
墨が主で彩色もされた作品の電子化
今回、墨彩画(墨が主で彩色もされた作品)の、電子化の際の問題の対処方法に一定の成果がありましたのでご紹介いたします。
階調補正
実際の作品と印刷された作品で印象が異なる場合があります。墨絵の場合など、薄墨で書かれた部分がやけに濃かったり、逆にほとんど印刷されなかったり、と言ったことがおこります。
作品や印刷物は反射光により、モニタでは直接光により色彩を知覚するその差異や、入力(スキャナ)、画像処理(モニタ)、印刷(プリンタ)などの機器の信号の処理や設定などによって色合いが変わってきますので、整合を取る必要があります。これが 続きを読む →
作品電子化が「墨作品のみ」の理由
スキャナの改造
ベクトルデータとビットマップ(ラスタ)データ
ベクトルグラフィックとは、 続きを読む →
取り込んだ作品画像の紙色やシミの処理
用紙にはほんのりと生成り色の成分が含まれており、スキャナの設定次第で、その色を取り込んでしまうこともありますが、「まるで書かれたような」印刷を目指すためには、 続きを読む →
薄い和紙をプリンタに通すには
書道用紙などの薄手の和紙は、プリンタにスムースに通りません。民生用のプリンタしかなかった頃は、 続きを読む →
印刷用の用紙について
インクジェットプリンタの、専用でない紙への出力 は、インクが紙に吸われるため、若干白っぽく 続きを読む →
墨作品の鑑賞に必要な解像度
学生の頃、切削加工や塗装など、加工物の表面仕上げの品質を、鑑賞に耐えうる距離を使い、「○センチ仕上げ」「○メートル仕上げ」、などと冗談で表現していた のですが、 続きを読む →